外部情報 加飾技術2024/07~
2024/07/01以降
*自動車の内外装向けの加飾/機能フィルム・成形品を
ドイツの展示会「Automotive Interiors Expo 2024 Europe」に出展
https://www.nissha.com/news/2024/10/31_088.html 2024/10/31
NISSHA株式会社の産業資材事業部は、2024年11月12日からドイツで開催される「Automotive Interiors Expo 2024 Europe」に、自動車の内外装向けの加飾/機能フィルム・成形品を出展します。
当社は、Nissha SurfaceWorksブランドのもと、加飾フィルム・成形品を展開しています。加飾フィルムはプラスチックフィルムに意匠や機能を印刷したものです。加飾成形品は、成形同時加飾工法により、プラスチックの成形と同時に加飾フィルムの意匠や機能を成形品の表面に付加した製品です。当社の製品は、モビリティの内装・外装を美しく彩ると共に、センサー、ヒーター、光透過(光表示)など、さまざまな機能を組み合わせることで、多様な価値を提供します。Nissha SurfaceWorks公式サイトはhttps://connect.nissha.com/surfaceworks/
*環境素材MIRAIWOOD(R)︎技術で、伝統工芸漆器の廃木粉をアップサイクルしたサスティナブルな漆器木地を開発 ~加賀市補助金により我戸幹男商店と共同開発~(PR TIMES)毎日新聞 2024/10/15 https://mainichi.jp/.../arti.../20241015/pr2/00m/020/142000c
*菱華産業株式会社は、廃木粉をアップサイクルした植物由来の環境素材「MIRAIWOOD(R)︎(ミライウッド)」の技術を活用した漆器用のサスティナブル木地を発表しました。
*環境志向のラグジュアリー市場と、伝統工芸のサスティナビリティMIRAIWOOD(R)︎ サスティナブル漆器木地は、日本の伝統工芸山中漆器の漆器製造で排出される欅材の廃木粉を回収、IRAIWOOD(R)︎ 技術によりアップサイクルした汎用の成形木地です。一般的な汁椀の製造に適しており、伝統工芸の技術により様々なデザインの漆器椀を作ることができます。
天然木粉(主に欅)が体積の80%以上(比重では51%以上)、植物由来の生分解性樹脂をブレンドすることで、比重換算のバイオマス度は73.3%以上を達成しています。
*ホログラム技術を用い、透明板上に自由な奥行きで動画を表示できる「WOWGRAM Light Guide Type D」を独自開発 PRTIMES 2024/10/15 https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000003.000082371.html
*株式会社アーティエンス・ラボは、透明板上の自由な奥行き位置に動画や画像を表示できる技術「WOWGRAM Light Guide Type D」を開発しました。ホログラム技術を用いて、ガラスやアクリルなど1枚の透明板上に、浮遊する位置から無限遠まで任意の奥行き位置に動画像を表示する技術で、透明板の後ろにある現実世界の視野を邪魔することなく、中空に浮かぶ動画像を見ることが可能となります。応用範囲は、車載・遊技機演出、広告・宣伝、医療、教育など多岐に渡ります。
*これまでのホログラムは、お札などに採用されているように、光を手前から照射して観察する反射型(フロントライティング)が一般的でした。これに対して、ホログラムの基材の内部を全反射する光で照明する導光板型は、外光の影響を受けずに常に良好な条件で再生でき、反射型とは異なる応用が考えられます。
*見る角度を変えると色彩も変化! セーラー万年筆「CYLINT 万年筆・ボールペン カラードステンレス」https://getnavi.jp/stationery/989892/ Get Navi Web 2024/10/
*セーラー万年筆は、「CYLINT 万年筆・ボールペン カラードステンレス」を2024年10月26日に発売します。CYLINTは、金属ベースの万年筆、ボールペンに表面加飾を施し、日常使いできる筆記具シリーズ。
*カラードステンレスの蓋胴に使われている発色技術は、メッキや塗装とは異なります。ステンレス素材の表面に極薄の酸化被膜を成長させ、光の干渉を利用して色を認識させるため、剥がれる心配がないとのこと。彩色と同時に高い耐食性や抗菌抗ウイルス、抗アレルギー効果も付加するステンレス発色処理を施しています。
*NISSHA、機能性付与 CASEで商機拡大
https://www.nikkan.co.jp/articles/view/00727832?gnr_footer=0078579
日刊工業新聞 2024/10/23
NISSHAは自動車の内装・外装向け加飾フィルムや成形品を手がける。近年はCASE(コネクテッド、自動運転、シェアリング、電動化)の進展を事業拡大につなげるべく、取り組みを加速している。
*これまで自動車分野のフィルム加飾成形品は内装向けがほとんどで、外装向けはわずかだった。だがCASEの進展で外装部品に求められるデザインや機能の変化が予想され、外装向けもさらなるビジネスチャンスがあるとみる。
*同社モビリティ事業推進ユニット開発一部の佐々木潤部長は「車が『外』に情報発信するようになるのでは」と話す。成形品の裏側に光源を組み込み、自動運転状態であることを他のドライバーや歩行者に知らせる表示などで、光を透過する加飾技術が求められると想定する。
電気自動車(EV)はエンジン冷却のための大きなフロントグリルが不要になり、デザインの自由度が高まる。自動車の顔として全体の印象を左右するため完成車メーカーが重要視する箇所で、NISSHAの強みが生かせる領域とみている。
*縄文土器や装飾品 八雲で遺跡出土品展示
https://www.hokkaido-np.co.jp/article/1078154/
北海道新聞 2024/10/21
国の重要文化財に指定されている北海道コタン温泉遺跡出土品が、町木彫り熊資料館で展示されている。動物の骨や角、牙を利用した装飾品、釣り針、祭礼具のほか、深鉢の土器、青竜刀形骨器など計105点が並ぶ。.
(以下は有料記事で、読めない)
*桝井注)縄文土器は、加飾のルーツであり、以前から興味をもっている。今回の骨製の櫛もいいですね。
*化粧品容器に用いられる加飾の種類を解説
石堂硝子 2024-09-11 https://ishido-glass.co.jp/igjournal/80
*化粧品容器に加飾することが多い理由
や、代表的な種類を解説
*化粧品容器への加飾が推奨される理由 化粧品容器をデザインする際は、競合との差別化が図れる。加飾によってデザインの幅が広がり、化粧品のコンセプトやターゲットに沿った独自性を打ち出せる。軽さやさびにくさといった、プラスチックの機能的な部分を生かしながら、化粧品容器のデザイン性を高められる。
*加飾の種類
以下、化粧品容器に用いられる主な加飾方法が紹介されている。
*プラスチック成形品に意匠と機能を付与する加飾ソリューション
Nissha SurfaceWorks 知財図鑑 881
https://chizaizukan.com/property/nissha-surfaceworks/
「Nissha SurfaceWorks(サーフェスワークス)」とは、NISSHA株式会社の産業資材事業における加飾分野の統合ブランド。プラスチック成形品の表面に木目柄や金属調などの意匠を付与する技術を提供し、IMD技術を含む多様な工法や技術によりタッチセンサーや光透過などの機能も提供することができる。従来の工法、技術、発想にとらわれることなく、より柔軟に市場ニーズに応えるブランドとなることが期待されている。
NISSHAが価値を提供する領域は、IMDを含むさまざまな工法や技術の組み合わせにより、意匠に加えてタッチセンサーや光透過(光を利用した表示)といった機能にまで及んでいる。従来の工法、技術、発想にとらわれることなく、より柔軟に市場ニーズに応えるため、同事業が提供する価値をSurfaceWorksというブランドで捉え直した。
*森六テクノ、加熱プレス加飾の提案強化 箔の改良で凹凸も
日刊工業新聞 2024/07/14 https://www.nikkan.co.jp/articles/view/00718006
森六テクノロジーは、意匠性が高く、部分的な装飾が可能な「ホットスタンプ(加熱プレス)加飾」の提案を強化する。箔(はく)の改良により、深絞りや凹凸といった従来難しかった形状にも追従性を高く加飾できる。完成車メーカーの外装部品向けにも採用された。欧州など脱メッキの動きが本格化する中、環境負荷を低減できる技術として採用に弾みを付ける。
*フィルム上に金属や皮革の質感、名栄社が印刷技術を組み合わせ
日経XTECH2024/06/14 https://xtech.nikkei.com/atcl/nxt/news/24/00973/
名栄社は、自動車内に搭載するディスプレーをイメージした加飾事例を「付加価値ある意匠デザインを実現するものづくり技術2024」に出展した(図)。ポリカーボネート(PC)のフィルム上に数種類の印刷を施し、金属や皮革の質感を表現した。これらの技術には、アミューズメントや化粧品といった分野のデザイナーも関心を寄せているという。
中でも特徴的なのは、革のシボを再現する同社の技術「触感印刷-革シボ調-」だ。柔らかい触感のインクを用いるとともに、製版やスクリーン印刷技術の工夫により、皮革表面の凹凸や糸で縫ったような風合いを表現した。
*縄文土器、大豆で装飾 金大など研究グループ Yahoo NEWS 北国新聞2024/06/12
https://news.yahoo.co.jp/articles/f1f00e74b1c1899f71a30712
金大、中央大、明治大の共同研究グループは11日までに、縄文時代にツルマメなどダイズ属の種子を土器に埋め込んで装飾していたことを科学的に証明したと発表した。土器には装飾として線状に隆起するように土が貼り付けられており、その装飾部分にへこみが7カ所確認された。このへこみを詳細に観察したところ、ダイズ属の種子を上から押し付けて埋め込んだ形跡だと分かった。
*塗装レスで木目やメタリック調に、旭電器工業の射出成形技術 日経XTECH2024/06/13 https://xtech.nikkei.com/atcl/nxt/news/24/00972/
旭電器工業は、射出成形のみで高い意匠性を実現できる技術「原着加飾成形」を用いた成形品を「付加価値ある意匠デザインを実現するものづくり技術2024」に出展。塗装やフィルムを用いた2次加工なしで、メタリックやピアノブラック、木目といった質感を実現するため、コストと揮発性有機化合物(VOC)の削減を図れる。
*リブ部分のみを発泡させ樹脂部品の軽量化と強度向上を実現する新たな発泡成形技術
MONOist 2024/04/17
https://monoist.itmedia.co.jp/.../2404/17/news056.html
マクセルは、マクセルの発泡成形技術「RIC-FOAM(Resilient & Innovative Cellular Foam)」を応用し、補強構造体であるリブのみを部分的に発泡させることで、軽量化と曲げ荷重による変形抑制およびきれいな外観を実現する新たな発泡成形技術を開発したと発表した。
従来の発泡成形機をそのまま使用し、射出成形時に金型内でリブのみ部分発泡させることが可能
*豊田合成が塗装レスの金属調加飾技術、「レクサスLM」のフロントグリルで実現
https://xtech.nikkei.com/atcl/nxt/column/18/02841/052300004/
日経XTECH 2024/05/27
豊田合成が環境負荷を軽減する加飾技術を使った自動車向けフロントグリルを自動車技術展「人とくるまのテクノロジー展2024 YOKOHAMA」(2024年5月22~24日、パシフィコ横浜)に展示した。トヨタ自動車が高級車「レクサス」のミニバン「LM」に採用したもの。塗装工程を省くことで生産時の二酸化炭素(CO2)の排出量を抑えた。
新しい加飾技術は「トップコートレスホットスタンプ」。樹脂成形品にホットスタンプ箔を熱で転写することで、部分的に金属調の質感を付与する加飾技術。転写した層の表面を保護するトップコート層(クリア塗装)を不要にした。
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