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4. ​加工および用途外部情報

(8)2024年

*光造形方式3Dプリンタを使用し、アルミ金型と同等の射出成形用金型を製造 MONOist 2024/03/01 https://monoist.itmedia.co.jp/mn/articles/2403/01/news013.html 

3D Printing Corporationは、Photocentricの光造形方式3Dプリンタ「LC Magna」を使用し、アルミ金型と同等の射出成形用金型を製造した。4週間かかっていた金型製造を14時間に短縮した。

材料として使用したHighTemp DL401は、高い剛性と延性を兼ね備えた、金型用途向けの硬質樹脂。PU(ポリウレタン)の射出に必要な高温に達し、安定した温度を維持できる。高性能の高温プラスチックで造形した射出成形用金型は、アルミ金型に匹敵する性能を持つ。

 
(7)2023年
ペコペコしない生分解性プラコップ 世界最薄の射出成形技術で実現 2023/12/4 Forbes Japan

https://forbesjapan.com/articles/detail/67642

会津若松の漆器メーカーが画期的なプラスティックコップ「PLAグラス」を発表した。透明で高質な生分解プラスティックを0.53ミリという極薄に射出成形した、「グラス」と呼ぶに相応しいオシャレなカップだ。あのペコペコのコップと違って薄くても頑丈なので、縁の折り返しやデコボコ加工などがない美しい形になった。ガラスのコップと同じように何度も洗って使うこともできる。生分解性なので、使用後はコンポストに入れれば微生物が2カ月で水と二酸化炭素に分解してくれる。そもそも植物由来なので、たとえ焼却してもカーボンニュートラルだ。

*下型によるフィルム成形法「FILMOLD」、射出成形より薄く加工
日経XTECH 2023/11/21 https://xtech.nikkei.com/atcl/nxt/column/18/02656/112000004/
フィルモールド・ラボラトリーは、独自の成形法である「FILMOLD」を「ものづくりパートナーフォーラム東京2023」で紹介した。
上下の金型をヒーターで加熱し、金型の間に設置したフィルムを上下からプレスして成形する。熱可塑性の材料であれば、汎用のプラスチックフィルムのほか、エンジニアリングプラスチック、スーパーエンジニアリングプラスチック、真空成形ができない織布・不織布・紙なども加工できる。加熱後に冷却する時間が必要なため、小型の製品に向く。
*大林組・トヨタが技術開発、コンクリートにCFRP端材 ニューススイッチ 2023/11/13

https://newswitch.jp/p/39226

大林組は、トヨタ自動車と共同で、燃料電池車「MIRAI(ミライ)」の水素タンクに使用されている炭素繊維強化プラスチック(CFRP)の端材を、コンクリート補強用短繊維として再利用する技術を開発したと発表した。同技術によりCFRPの廃棄量を削減でき、サーキュラーエコノミー(循環経済)推進への寄与が見込める。新開発の「リカボクリート工法」は、燃料電池車の水素タンクを製造する段階で発生するCFRPの端材に独自の熱加工を施し、適切な長さに裁断した後、コンクリートに添加。これによりコンクリートのひび割れ抑制や靱性(じんせい)の向上を実現する。


 

 
*型締力3000トン級、芝浦機械が超大型クラス「電動射出成形機」投入 yahoo news 2023/11/11
https://news.yahoo.co.jp/articles/3d29e5579792e4b69eaf70d111b2af6f56c86cd5
芝浦機械は全電動式射出成形機の「EC―SXⅢシリーズ」に、超大型クラスの型締力3000トン機種を発売。自動車の電気自動車(EV)シフトの流れが加速する中、車体軽量化に伴う大型樹脂部品の加工需要の増加に対応する。自動車のバンパーやインパネ材に使われるオレフィン系樹脂に対応する高可塑化能力・高混練の「ESBスクリュー」を新開発。ハイサイクル成形でも安定した樹脂溶融状態を実現する。色ムラ対策が必要なマスターバッチ着色においても、新開発の高分散エレメント(クロスリング)を組み合わせることで良好な色分散性能を可能にした。

生き物ヒント ものづくり 2023/08/22 朝日新聞

人間の創意工夫だけでは解決できな分野に、自然界のメカニズムが生かされている。(バイオミメティクス)

具体例として、ブリジストンの月面探査車のタイヤ、帝人フロンティアのがん患者用手袋ナノぴた、および蓑をまねた生地ミノテック、三菱ケミカルの光反射防止のモスマイトフィルムが紹介されている。

これら個々の製品は、それぞれの会社のWeb siteで詳しく紹介されている。

*ExtraBoldとNTUが循環型社会の実現に向け次世代3Dプリント技術の共同開発を開始 MONOist 2023/06/02

https://monoist.itmedia.co.jp/mn/articles/2306/02/news119.html

*ExtraBoldは2023年6月2日、同社子会社のExtraBold R&DとNanyang Technological University(南洋理工大学/以下、NTU)のSingapore Centre for 3D Printing(以下、SC3DP)が、プラスチックリサイクル問題の解決に向けた3Dプリンティング技術の共同開発契約を締結した。

*増加する廃棄プラスチック問題に対処し、プラスチックリサイクルの拡大に貢献することを目指した次世代3Dプリント技術の開発に取り組む。

*ExtraBoldが保有するペレット樹脂方式の3Dプリンティング技術と樹脂コンパウンド技術の活用により、コストと品質の両面からの課題解決を図る。

*さらに、同社はデザインラボ「HONOKA」による“廃棄された畳のイ草と生分解性樹脂”を用いた3Dプリント製家具の製作および材料開発支援の取り組みに代表されるように、バイオプラスチックを使用した樹脂材料の造形技術開発にも注力しており、新たな価値創出や3Dプリンティング技術の適用範囲の拡大を目指している。

*世界初、キョーラクが軟質樹脂3D成形品の量産技術確立 ニュースイッチ 2023/04/25

https://newswitch.jp/p/36733

*キョーラクは、材料に軟質樹脂を使う3Dプリント成形品の量産技術を確立した。「ショアA硬度0」の軟質樹脂を使った3Dプリント成形品を、世界で初めて量産できるようになった。金型製作などの手間がなくなり、新商品開発やモデルチェンジの時間と費用を減らせる。事業化の第1弾としてワコール向けに、インナーパッドのOEM(相手先ブランド生産)を始めた。

*ショアA硬度0の軟質素材は3Dプリンターで扱いにくく、複雑な加工には向かないとされていたが、キョーラクは長年培った樹脂成形の知見で、量産に適した成形パターンを見いだした。

*ショアA硬度0の軟質素材は3Dプリンターで扱いにくく、複雑な加工には向かないとされていたが、キョーラクは長年培った樹脂成形の知見で、量産に適した成形パターンを見いだした。

*熱可塑性エラストマーを材料に使い、成形品の内部構造を工夫することで従来にない材料特性を引き出す「メタマテリアル」設計技術も生かして、自然な触感と高い通気性を併せ持つ商品に仕上げた。続いて車いすや介護ベッド、スポーツ用品などへの採用を目指す。

(6)2022年

コーセーがマスバランスアプローチによるバイオマスプラスチックを化粧品容器に採用

fashionsnap 022年09月06日 https://www.fashionsnap.com/article/2022-09-06/kose-biomass-pp/

*コーセーが、伊藤忠プラスチックスが取り扱うマスバランスアプローチによるバイオマスPPを化粧品容器に採用。

*マスバランスアプローチは、原料から製品への加工・流通工程において、ある特性を持った原料がそうでない原料と混合される場合に、その特性を持った原料の投入量に応じて、製品の一部に対してその特性の割り当てを行う手法。これによるバイオマスPPの化粧品容器への採用は、日本の化粧品業界では初めて。

商品のライフサイクル全体でのCO2排出量削減に貢献。

大型バッテリーカバーの量産技術 三光合成 2022/07/12更新

https://www.sankogosei.shop/post/%E5%A4%A7%E7%89%A9%E3%83%90%E3%83%83%E3%83%86%E3%83%AA%E3%83%BC%E3%82%AB%E3%83%90%E3%83%BC%E3%81%AE%E9%87%8F%E7%94%A3%E6%8A%80%E8%A1%93?fbclid=IwAR1RQX94-UmRmZnef_VTOhQFRY3eCErVsk22J_tqYjFeX4CwDzENeYLBbxk

・製品寸法:1,508mm×743mm×175mm、 投影面積:10,555cm2、肉厚  :基本肉厚3mm ( 最大5.6mm )、重量  :5,412g

・ホットランナーバルブゲートの事前解析でのシーケンシャル設定を利用し、射出タイミングを調整で型締め2000トンで成形 (通常なら3700トン必要)

 

*ソディックが世界初、アルミニウム合金を造形できる射出成形機を開発 日刊工業新聞 2022/07/27

https://www.nikkan.co.jp/articles/view/00389855

*ソディックはアルミニウム合金を造形できる射出成形機を開発した。溶湯と成形を1台に収め、装置内に空気が入りにくい構造とし、強度低下の要因である鋳巣ができにくくした。造形品を薄く、軽くできる。アルミ合金を対象とした射出成形機の製品化は世界で初めて。スマートフォンの筐体(きょうたい)や自動車部品の新工法として、月内に発売する。2018年度に売上高50億円を目指す。

*開発した成形機「ALM450=写真」は、棒状のアルミを装置内の溶解シリンダーで溶かした後、射出シリンダーで保持し、金型内に押し入れる。鋳巣の原因となる空気の含有率は一般的なダイカストマシンで高品質とされる0・5%。それ以下の水準もめどを付けた。溶けたアルミが金属を溶かしてしまう課題をシリンダー材料と表面処理技術で解決した。価格は約7800万円を見込む。

*型締め力450トン機を投入し、A4サイズ以下向けを開拓する。中長期では大型機を開発し、自動車のエンジンや変速機などにも対応する。

*gusがさび知らずのプラスチック100%自転車、廃プラ製で再生可能 日経X-TECH 222/06/07

https://xtech.nikkei.com/atcl/nxt/column/18/02091/00006/

*ドイツigus(イグス)が全ての部品をプラスチックで造った自転車を開発している。2022年末までに最初のモデルを完成させて販売する。石油由来のプラスチックで造った製品と、海洋プラスチックゴミなどの再生材から造った製品を用意する。さびない点や、使用後は丸ごとリサイクルできる環境負荷の低さを訴求力に拡販する。

*この自転車はプラスチックを使った自転車を手掛けるオランダのスタートアップ企業MTRL(マテリアル)との共同開発品

アイリスオーヤマの家電2製品が世界3大デザイン賞「iFデザインアワード」を受賞(※1) 「IHジャー炊飯器」は「reddot design award」とダブル受賞 2022/05/14 JIJI.com

https://www.jiji.com/jc/article?k=000000521.000019955&g=prt

アイリスオーヤマ株式会社は、当社が製造・販売する「IHジャー炊飯器」「LEDシーリングライト 導光板」が、「世界 3 大デザイン賞」の一つである「iFデザインアワード」を受賞(※1)しました。

カシオのアウトドアウォッチPRO TREKにバイオマスプラスチック素材を採用した最新モデル「PRW-61」が登場

2022/02/26 DIME https://dime.jp/genre/1327059/

『PRW-61』は、ケースとウレタンバンド、樹脂の裏蓋にトウゴマの種やトウモロコシから抽出した成分を含むバイオマスプラスチックを採用したアウトドアウオッチ。

日本自然保護協会とのコラボレーションモデル『PRW-51NJ』も

『PRW-61』同様、ケースとバンド、裏蓋にバイオマスプラスチックを採用。さらに、同梱のクロスバンドには時計製品で初めて採用するペットボトルなどを原料とした再生PET素材を使用した。

信州ブランドアワードで大賞 日精樹脂のPLA射出成形技術 https://www.gomutimes.co.jp/?p=170636 2022年02月25日 ゴムタイムス

*日精樹脂工業は、長野県から発する優れたブランドを選定・表彰する「信州ブランドアワード2021」の「しあわせ信州」部門において、環境対応素材であるポリ乳酸(PLA)の射出成形技術に関する自社ブランド「N―PLAjet」で大賞を受賞した。

*同社は、PLAの普及に向けた射出成形技術や専用成形システムの開発に早期より取組んでおり、リサイクルや生分解による循環を可能とするため、限りなく環境負荷を抑制するため、特にPLAの100%使用にこだわって研究開発を行っている。これまでに、材料メーカーや金型メーカー等との協業案件を含め、120℃までの耐熱用途向け、グラスなどの薄肉透明用途向け、木粉(長野県内の間伐材を有効利用)とPLAとのコンポジット材料成形、PLAの2色成形などを実用化してきた。

アルプスアルパイン、静電容量検出・再帰性反射・加飾印刷技術を融合させた世界初の非接触型HMI「ステルス空中インターフェース」を宇都宮大学と共同開発
Car Watch 2022/01/18 https://car.watch.impress.co.jp/docs/news/1383077.html

*アルプスアルパインと宇都宮大学は1月18日、世界初の技術を採用した次世代HMI(Human Machine Interface)製品「ステルス空中インターフェース」を共同で開発したと発表した。

両者が共同開発したステルス空中インターフェースは、再帰性反射技術による映像の空中表示と高感度静電容量検出技術による空中入力操作を同時に実現しつつ、加飾印刷技術を応用したデザイン性に優れるステルスアイコン機能を搭載。この3つの技術を融合させた空中HMIはこの共同開発品が世界で初めといい、カメラや赤外線を利用した非接触技術と比較して、特に近距離操作時の入力精度の高さやデザイン性の高さが強みになるという。

(5)2021年

一般的な射出成形でマーブル模様の製品製造に成功

MONOist 2021/12/13

https://monoist.itmedia.co.jp/mn/articles/2112/13/news013.html

*BASFは、ポリエーテルスルホン(PESU)樹脂「Ultrason(ウルトラゾーン)」を使用し、一般的な射出成形でマーブル模様の製品を製造したことを発表した。家電製品や食器、容器類、ビジュアルパーツなどのデザインに、豊富なカラーバリエーションを提供する。

*従来は複雑な2つのコンポーネントからなる射出成形でしか実現できなかったが、新たな着色プロセスにより、新型ノズルインサートと特殊な注入技術を用いて、射出成形機の温度を適切にコントロールすることで、高コントラストのパターンを出せるマーブル模様の製品の製造に成功。

京セラ、触覚伝達技術と射出成形3D構造技術を組み合わせた複合技術を開発 マイナビ 2021/11/09 https://news.mynavi.jp/article/20211109-2181343/

 京セラは11月8日、自社開発の触覚伝達技術「HAPTIVITY」と、フィンランドTectoTekの電子部品を搭載した基板を3D射出成形でカプセル化する技術「IMSE」を融合させた複合技術「HAPTIVITY i」を開発したことを発表した。

*薄く、軽くを実現する「IMSE」(Injection Molded Structural Electronicsの略称):2枚の加熱成形用のフィルムの間に回路パターンを印刷で構成、各種実装部品を搭載した後、樹脂でそれを埋めることで、複数部品を組み立てる手間を省きつつ、薄く、軽く、高強度な一体成形の筐体を実現できる特徴がある。これにより、製品厚みを最大95%、重量を80%削減できる。

*押す感触を実現するハプティクス「HAPTIVITY」:タッチパネルながら、ボタンを押した際のような感触を再現することができることを目的に開発。

*「HAPTIVITY i」は、この「IMSE」に「HAPTIVITY」を組み込んだもの。同社では、2つの技術の特徴を組み合わせることで、薄さと触覚再現性の両立を実現させることに成功した。

*射出速度が60%向上した全電動導光板専用機、大型薄肉化と高粘度樹脂対応を強化

MONOist 2021/11/05 https://monoist.atmarkit.co.jp/mn/articles/2111/05/news051.html

 住友重機械工業は、全電動導光板専用機「SE315EV-A-LGP」の販売を開始した。全電動導光板専用機のラインアップに型締力3150kNを加え、導光板の大型薄肉化と、高性能射出装置が必要な高粘度樹脂のニーズに対応する。

 射出速度を60%向上。充填のストレスが少なくなり、薄肉化、樹脂黄変の抑制、高輝度化に対応し、導光板に求められる高い光学品質に寄与する。透明樹脂の黄変を抑制する専用スクリュアセンブリを装備。

 導光板などの光学成形品の薄肉化、低歪化には、圧縮成形が有効な手段となるため、型締圧縮機構の性能を向上。低型締力域から高型締力域への応答時間を短縮し、成形工程中に型締力を複雑に変化させる圧縮成形に対応する。

*日本発の新世代「3Dプリンター」がもたらす革命

東洋経済 2021/5/8

https://finance.yahoo.co.jp/news/detail/20210508-00426948-toyo-column

エクストラボールドが開発したのは、世界最大のサイズ(1.7メートル×1.3メートル×1メートル)を造形できる3Dプリンターで、単に大きい造形物を出力できるだけではなく、製品そのものを出力できる量産性の高さと、最終製品として仕上げまで行える造形精度の高さ、そして実際の工場への導入しやすさを兼ね備えている。樹脂成形に用いる射出成型用のノズルを、3Dプリントヘッドに応用しており、汎用の樹脂素材ならばなんでも使える。

エクストラボールドが狙っているのはさらにその先のイノベーション.。本文を参照ください。

*3色成形 | 大成プラス株式会社 (taiseiplas.jp)

2色成形品の1次側にインサートするという発想で、従来では想像しにくい3色成形品を実現していきます。
これにより、様々な材料の組み合わせを用いた設計が出来るようになり、製品開発の可能性が広がります。一例として、パワーモジュールで、防水ボタンと導光レンズを備えたケースを一体化できます。別工程での小部品ASSYはもう要りません。
(5)2020年
「でんぷん」と「パルプ」世界初!紙のカプセル 「環境にやさしいトイカプセル」
 (2020/07/10、福島民友新聞)
 キャラクターグッズなどのホビーやアクセサリーの企画・製造・販売を手がける(株)ケーツーステーションは、プラスチックにかわる成形材料として、でんぷんとパルプのみでプラスチックを一切用いない、「パルプ射出成形(PIM)技術」により製造される成形加工品を製品化しました。すでに、この技術を使用した紙カプセルを、回転寿司チェーン「くら寿司」様でカプセルトイ市場を先駆けて共同開発し、環境にやさしいビッくらポンとして試験導入していただきました。
(PIM技術は大宝工業株式会社が特許取得)
​ ●「PIM技術」よる成形は、製造時のCO2(二酸化炭素)排出量はポリプロピレンの約3分の1であり、またプラスチックを用いないため、マイクロプラスチックの原因となりません。
(4)2019年
*「リコーによる3Dプリンターソリューション:金型レス時代の到来か、3Dプリンターは試作だ
 けではなく最終製品生産でも活躍」 2019/3/7MONOist  New
 下記の3項目を含む3Dプリンターの最近の動向の詳細な解説。
 ・最終製品の製造手法として普及する3Dプリント
 ・メーカーならではの強みを生かすリコーの3Dプリンター出力サービス
 ・進化し続ける3Dプリンターによる開発事例とは
「ぶれないボールペン「ブレン」が激売れ nendo佐藤氏の工夫」 New
  日経X-TREND 2019/3/5
  筆記時に起こるわずかな「筆記振動」はユーザーのストレスを生み出す原因。nendo
  (佐藤オオキ氏設立のデザインオフィス)は、このブレを可能な限り排除するようさまざま
  なデザイン面での工夫を行った。これを採用したゼブラのブレンは150円という価格以上
  の価値を感じさせる商品との評価を市場から得ている。ペン先をもっと重くして低重心に、
  パーツの隙間を抑えるために、多色成形技術を活用、ペン尻のノック部分にもバネを付
  ける等の工夫をしている。
(3)2018年

「BMWが3Dプリンター製部品を量産車に、樹脂から金属に置き換えて4割軽く」 
 (日経XTECH, 2018/05/31) 
 BMWグループは、2018年4月に日本で発売したオープンカーの新型「BMW i8 ロード
 スター」に3Dプリンターで造った部品を採用した。樹脂の射出成形品をアルミニウム
 (Al)合金の3Dプリンター製部品に置き換えることで、強度向上と軽量化を実現し
 た。同社グループが量産車に3Dプリンター製部品を採用するのは初めて。 
  

「パンクしない!?ブリヂストンの次世代〝エコ系〟ホイールとは?(DIME, 2018/01/19) 
 試乗体験で、乗り心地も通常の自転車と変わらないと。小生もIPF2017で試乗したが乗り心地は悪くな

 かった。  (過去にも何回か本件関係の情報掲載)

(2)2017年

「樹脂成形スマート成形®」(㈱KDA, 2017/12)

「さまざまな種類の金属を精密な形状に固める 金属射出成形(MIM)による微細加工の実際」 
 (日経テクノロジー, 2017/12/02)

「植物由来プラ容器披露 いわきの小松技術士事務所長」(福島民報, 2017/12/01)

「信越ポリマー インモールド成形 自動車向け採用拡大 」(化学工業日報, 2017/07/24)

「ブリヂストン、「エアフリーコンセプト」採用の次世代自転車用タイヤ、首都圏で初公開 」

  (Tire Times, 2017/06/07)

「ブリヂストン、空気を入れないからパンクしない、新しいタイヤの形を提案するエアフリーコンセプトの乗り心地は?」 (Clicar, 2017/05/23)

「ブリヂストン、空気充填不要の次世代自転車用タイヤを開発」(2017/04/17)

(1)2016年

「手術器具 エックス線透過、高機能樹脂製 県内の2社が開発 「福井の高い技術発信」 /福井」

  (2016/12/01)

「プラスチック・ジャパン、K2016レポート(射出成形機、成形材料、特殊成形)」(2016/11/04)

「大日本印刷、極薄の導光板開発 ナノインプリント活用」(2016/09/09)

「自動車業界も注目「樹脂金型」による金属プレス加工技術」(2016/08/23)

「宇部興産と三菱重工業、両社子会社の射出成形機事業の統合について」(2016/07/29)

「ソディックが世界初、アルミニウム合金を造形できる射出成形機を開発」(2016/06/22)

「大成プラスが新素材、車ボディー強度3倍-鉄+アルミ、内部にPP」(2016/01/18)

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